いちばんぼしにとどくまで

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「男水!」1話を見ました

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(なんかちょっとエモい感じにしたくてフリー素材のプールの画像を貼りました)

 

昨日の夜は、日テレ系地上波連続ドラマ「男水!」1話と、それに付随してHuluで配信されているサイドストーリー「男水!プールサイド」1話を見ました!

 

……いや~~~~~~~~~感慨深い!!!!!

 

もう一度言います

 

感慨深いよおおおおおおおおおおお

 

「若手舞台俳優」「2.5次元俳優」などと呼ばれている、お茶の間にはまだそんなに浸透していない推し、それから推しと同じような世界で活動している俳優たちが!深夜とは言え!地上波の!テレビドラマに!主演で!出ているんですよ…!!

 

この情報が解禁されてから、500回くらい「…夢かな?」って思ったし、放送当日も朝からずっと「…夢かな?」って思っていました。でも、現実だった…。

こんな最高な企画を立てて、通してくださった日テレのプロデューサーさん、本当に本当にありがとうございます…。

 

で、そもそも何でこの「男水!」の企画が成立したんだろう?ってずっと不思議に思っていたら、マイナビニュースさんがプロデューサー対談記事を書いてくれた!

news.mynavi.jp

これ、とっても良いインタビューなので、たくさんの人に読んでもらいたいなぁ。

ざっくり言うと、日テレの渡部さんというプロデューサーさんが、ずっとアニメ部門にいらっしゃって、そこで「金色のコルダ」「曇天に笑う」等を担当する中で「2.5次元」というものの存在を知ったと。で、「へー2.5次元って人気なんだなー」と思っていたそのタイミングで、ちょうどドラマ等の企画を立てる部署に異動になって、「男水!」企画が立ち上がったそうです。本当に、人生はタイミングだな…と思うし、それで実際完成までこぎつけてる敏腕さ、おたくとして感謝してもしきれないし、同じ社会人として尊敬してしまいます。ありがとう渡部さん…。

 

で、昨日はついに1話目が放送されました!

放送中は興奮してしまって、まともに考えることができなかったんですけど、1日経って録画を見返したりしていたら色々思うところが出てきたので、感想を書きたいと思います。

 

主人公・榊秀平(松田凌)は、2年生にして東ヶ丘高校男子水泳部の部長。部員不足で廃部寸前だった部活を守るためにオネエのマネージャー・小金井晴美(赤澤燈)、マイペースな2年生の篠塚大樹(宮崎秋人)と奔走した結果、毒舌な1年生の滝結太(佐藤永典)、お調子者の1年生・原田ダニエル(神永圭祐)が入ってくる。ある日、部活帰りに強豪・龍峰高校とプチトラブルになる東ヶ丘の面々。2年生にして龍峰のエースである藤川礼央(安西慎太郎)は、秀平、大樹の幼馴染なのだけど、何やら事情があるようで…。

 

というのが1話の大まかなあらすじでした。あらすじっていうか、実質メインのキャラ紹介と、秀平・大樹・礼央の過去にちょろっと触れて終わっちゃったって印象。やっぱり10人もメインキャラがいると、一人ひとり説明するだけで相当時間がかかってしまいますねー。お話が動いていくのは2話以降からかな。

 

我が推しの麻璃央くんはといいますと、龍峰の部長・3年生の仁科譽役です。そんなに出番ないのかなと思ってたけど、思ったよりたくさん喋っててとっても感動しました…いやほら、だって麻璃央くん、「逃げていく犯人にぶつかられて白いコートに血が付く通行人A」役以来の地上波ドラマ*1だったからさ……。これは貶し愛ではなく、マジでそのレベルの若手舞台俳優だけを使ってドラマを作ってくださっている日テレ様への感謝表現です!!

 

で、まぁ仁科部長、原作でも喰えない感じの飄々としたキャラクターなのですが、ドラマでも基本的にそんな感じでした。めちゃくちゃ怖いコーチ(モロ師岡)に、「…という感じで、出場種目すべてで優勝しましたけど、まだ読みますか?」って生意気な感じで聞いてみたり、秀平と大樹と喧嘩になりそうになった礼央を「はいはいはい、練習中だぞー」ってぬるっと止めたり…大人な感じでとてもかっこいい!!

 

ていうか、龍峰のミーティングのシーン、無駄に薄暗い&アオリの構図で撮ってて強そうすぎてめっちゃ面白くなかったですか!?小澤のれんれんさん演じる平くんの「…いぇい♪(ニヤリ)」最高すぎた。

あと、神宮一虎役の池岡亮介くんの肌が荒れてるのをアップで見れて感動しましたね。なんかこう書くとフェチっぽいですけど…。冒頭で松田凌の手の甲の産毛がアップになった時も思ったんですけど、普段舞台俳優ってそんな近くで見ることないじゃないですか。双眼鏡で見ても、照明当たってるし、ドーラン塗ってるし、特に2.5次元系ってメイクが濃いのでリアルな「男子感」を感じることってそんなにないんですけど、ドラマはそれがあるのが良いなーと思いました。

 

で、まぁ、話を戻して、仁科部長は「スポーツ推薦枠もある龍峰の中で、普通科なのに部長をやってる」というおたくが好きそうな背景の持ち主なのですが、それもそのあとの滝くんとダニエルの会話(「そんなに龍峰に行きたかったなら、一般で行けばよかったじゃん」「推薦と一般じゃスタートの扱いが全然違うの!だったら思いっきり泳げる方がいい」)で強化されてて良いですね。「スポーツ推薦枠のセレクションに落ちたら龍峰に入ること自体を諦める人もいる」中で、部長になってる仁科部長……かっこよすぎるよ……その調子で全世界の橘真琴とかを好いているおたくを虜にしていこうな……。

 

滝くんといえば、噂の「原作とキャラが全然違う」問題なのですが、実際見てみるとその改変がいい感じに機能していてよかったと思います。「ド素人なのに自信はある」原田ダニエルと、「一回挫折を経験している(龍峰に落ちてる)ゆえにツンツンしている」滝結太の1年生コンビの素直な会話が、秀平と大樹のトラウマをぐさぐさ刺している感じ、よく出来てますね~。吉田さんの脚本っぽい人間ドラマだな、と思いました。あとツンツンしているさとちゃんはとっても可愛い。

 

しかし今回のMVPは何といっても原田ダニエルですよね!

ほぼほぼすべてのエピソードのきっかけになっていて美味しすぎるキャラクター!

神っちさんのコメディアンっぷりがここぞとばかりに光っていて、やっぱりすごくハマり役だ……と思います。土手で転げ落ちるところ、さすがにわろた。あと、あの美貌と美声であの残念さ、っていうギャップが凄くイイです。ダニエル、最高だよー。多分どこかで水泳に真剣に向き合う回が来ると思うので(ていうか来てほしい)そこでの熱演に期待しています。

 

そして2話目のヒキとして、廣瀬智紀師匠演じる鬼コーチ・川崎が東ヶ丘の部室を訪ねてきたところで1話は終わり。次回予告を見る限り、前回のブログで私が切望していた晴美ちゃんのマネージャーとしての葛藤がきちんと描かれるようで、楽しみです。燈ちゃんは表情豊かで見ていて飽きないですねぇ。

 

……といった感じで、1話目、とても面白く見れました!

 

いや、不満もあったっちゃあったんですよ。なんか会話がぶつ切りっぽく見えちゃうなーとか(たぶん人数が多すぎるのが問題)。

 

あと、見てて改めて気づいたんですけど、今回って「2.5次元ドラマ」っていう割りにキャストがほぼほぼ素の顔で演じてるじゃないですか。わたしはそれが、キャストが人気のアニメキャラの「入れ物」としてではなく、一人の「人間」として認められたようでとっても嬉しかったんですけど、でも、そもそもこの役者たちのこと知らない視聴者には、もしかして見分けがついていないのでは…!?っていう……。

 

特に秀平が滝くんをプールから引っ張り上げるシーンで思ったんですけど。松田凌もさとちゃんも・小柄・黒髪・美形という見た目の共通点があるので、ぱっと見どっちが主人公か分からなくなってる人いるのでは!?と不安に思ってしまいました。ドラマの主演女優や俳優が「お茶の間の皆が知ってる芸能人」でないといけない理由、もしかしてこういうところもあるのかなーなんて思いました。例えば「東京タラレバ娘」だったら、女性キャストが三人でわいわい話してても、お茶の間の大多数は見分け付くもんなぁ…まぁあの三人は見た目もきっちり違いますけど…。

 

更に「水泳」という題材ゆえ、衣装もほぼ水泳パンツ一枚だし、髪形も水に入ったら変わっちゃうし、そもそもスイムキャップにゴーグルつけたら若手舞台俳優おたくのわたしでも一瞬だれ!?って思ってしまうので、全くキャストを知らない人の目にどう映っていたのかが気になります。

 

でも、何だかんだ言いつつも、今はやっぱり感慨深さと嬉しさの方が勝っちゃうなー!

何よりキャストとスタッフの「このドラマを盛り上げよう」「ここから新しい時代を作ろう」という意気込みはビシビシ感じるし!

 

ここ最近、「2.5次元舞台」を取り巻く流れと俳優たちの勢力分布みたいなことをぼんやり考えているんですけど、「男水!」に選ばれているキャストはまさに選ばれるべくして選ばれた人たちだなって思うし、「男水!」が盛り上がれば今後の2.5次元界隈ももっともっと大きくなると思うんですよね。

そういう期待も込めて、毎週楽しみに見ようと思います。

*1:ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」第三話