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いちばんぼしにとどくまで

俳優の黒羽麻璃央くんのファンです

HANDSOME FESTIVAL 2016が最高だった件、あるいは大手総合芸能事務所の強みについて

2016年12月17日と29日は、TDCホール、そして東京国際フォーラムホールAで行われた「HANDSOME FESTIVAL2016」に行ってきました。「HANDSOME FESTIVAL」(通称「ハンサム」)とは、アミューズ所属の若手俳優たちが年末に行っているファン感謝祭のコンサートイベント。2015年から毎年(昨年は例外的に公演がなかったそうですが)開催されているそうです。過去には、三浦春馬佐藤健賀来賢人野村周平なんかも出ていたらしい。今年も、神木隆之介くんや吉沢亮くんをはじめとする、テレビや舞台で大活躍中の若手俳優が総勢26人も出演されていました。

とにかくこのイベントが最ッッッ高に楽しくて!あまりに楽しすぎるので、公演中はとにかくテンション爆上げで盛り上がるだけなんですが、終わった直後に「……ていうか何でこんなに楽しかったんだ…???」と真顔で考え込んでしまうわけです。そこで行き着いた結論が、

アミューズヤバい」

…もうとにかく大手総合芸能事務所の力がヤバい、そしてその大手の後ろ盾に全く臆さず堂々パフォーマンスしきる俳優たちのポテンシャルがヤバい訳です。何がどうヤバいのか、もうちょっと細かく書いていきたいと思います。

 

「イケメン」ではなく「ハンサム」だからヤバい

このコンサートのキーワードはずばり「ハンサム」。公演いたるところに「ハンサム」というフレーズが飛び交います。まず今年のコンサートテーマは「学園」で、OPは「私立ハンサム学園」という学園で26名の生徒たちが踊ったりスポーツしたりビリヤードしたりスカッシュしたりボウリングしたりしている映像から始まります。もはや学園というかスポッチャでは…?という疑問はまぁ置いておきます。その後も、ステージ上の俳優たちが「今日は俺たちハンサムを観に来てくれてありがとう!」と言ったり、曲中に「GO GO HANDSOME Let's GO HANDSOME!」とコールをかける部分があったり、衣装チェンジを繋ぐミニドラマ風の映像では、最後に俳優たちによって「ハンサムとは気持ちの問題だ、清く正しくまっすぐ生きるその心こそがハンサムだ」みたいな「ハンサム」の定義づけがなされるわけです。

そして「イケメン」ではなく「ハンサム」という言葉を使っているところに、なんていうかアミューズの矜持を感じるわけです。「イケメン」とは「イケてる面(めん)」の略語で、顔だちがキレイな人という意味なわけですが、「イケてる」には「流行っている」「時代に乗っている」的なニュアンスもあるので、「その時代で流行っているかっこいい人」という意味合いが濃く思います。一方で「ハンサム」とは、英語の「handsome」から来ています。「イケメン」と同じくかっこいい人を形容する言葉ではありますが、「handsome」には「顔だちの整った」という意味の他に「見事な」「堂々とした」「気前のよい」などの意味も含まれており、単純に見た目だけではなく、心意気やふるまいなど内面の「かっこよさ」も表していることが分かります。まさにミニドラマ内で定義される「ハンサム」とはこのことであり、アミューズの「ハンサム俳優」たちは「時代に流されない清い心を持ったかっこいい男たち」なわけです。「俺たちはイケメンだ」ではなく「俺たちはハンサムだ」と所属俳優に言わせる、それこそが大手芸能事務所のプライド!!シビれますね。

 

演奏も衣装も本物志向でヤバい

毎年そうなのかは分かりませんが、今年の「ハンサム」は全編生バンド演奏、そして衣装はなんと山本寛斎のプロデュースでした。さすがすぎます。出演者はアーティストではありません。ミュージカル方面で活躍している俳優たちはともかく、テレビドラマや映画を中心に活動している俳優や、事務所に所属したての新人たちの中には、歌もダンスもほぼ未経験…みたいな子たちもいるわけです。でも、だからって適当にやっていいわけではありません。「アイドルごっこ」はアミューズのプライドが許しません。そういうわけで彼らはこの公演のために一か月半の猛特訓を重ねて、生バンド演奏や山本寛斎の衣装に恥じないパフォーマンススキルを身に付けるのです。しかもこの公演は「ファン感謝祭」なわけですから、彼らがパフォーマンススキルを上げる理由は突き詰めると「ファンのため」なわけです。ファンの人たちに楽しんで欲しいから、彼らは本職じゃないのにひたすら歌って踊ります。その心意気、さすがハンサム…。最高すぎます。

ちなみに、たぶんなんですが、そうは言ってもところどころ歌声は被せ音源が使われているように思いました。そういうところも凄くアミューズっぽいな~と思いました。「一生懸命頑張って練習したから、下手でも多めに見てね」ではないわけです。「お客さんに完璧なエンタメを提供したい、そのためには被せも厭わない」のです。その潔さ、とっても好きです。

 

楽曲の厚みがヤバい

そしてなんといっても今年はセットリストが最高でした。一度聴いたら忘れないキャッチ―なオリジナル曲の数々ももちろんですが、Perfumeも「FLASH」、ポルノグラフィティの「ミュージックアワー」、福山雅治の「それがすべてさ」、そして今年大ヒットした星野源の「恋」をカバーするコーナーもあり、全く飽きない2時間でした。なぜこの4曲なのかというと、Perfumeもポルノも福山も星野源もみんなアミューズ所属のアーティストだからですよ!!

アミューズは俳優・女優だけではなく、ミュージシャンもアイドルも演出家も所属する総合的な芸能事務所です。この後ろ盾の強さ、ヤバすぎる。音楽業界のことはよくわかりませんが、きっとオリジナル曲もその道の一流の人たちが制作に入ってくれているんでしょうね…。

s.awa.fm

オリジナル曲は何と全て音楽アプリAWAで聴くことが出来るというホスピタリティの高さです。私は特に「BANG!」と「Feel the Same」が好き。

神木隆之介くんの「FLASH」も本当にかわいかったし、水田航生くんが星野源コスプレで歌って踊る「恋」も最高だったよ!!

 

……というわけで、大手総合芸能事務所のヤバさをビシビシ感じた2時間だったのでした。セットリスト1曲1曲についての感想も、忘れないうちに書きたいな~と思っていいます。ハンサム最高!!