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ミュージカル「刀剣乱舞」『真剣乱舞祭2016』に行ってきた

2017年12月20日21日に日本両国国技館で開催されたミュージカル「刀剣乱舞」初のライブ『真剣乱舞祭2017』に行ってきました!

めちゃくちゃ楽しかったので、コンレポというか、感想を書きたいと思います。

 

セットリスト

 

オープニング

team三条の皆様によるまがまがしい「うたかたの子守歌」が会場に流れて、それに導かれるように加州清光がステージ上をふらふらと歩きまわります。この「うたかた~」めっちゃ怖くていきなり上質な茶番の予感。何が始まるんだろうと思っていると、ステージ中央にたどり着いた加州くんを取り囲むように形違いのお面(加州くんは「面(おもて)」と言っていました)をつけた三条の皆様が登場。小狐丸が狐のお面なのは予想通りって感じなんですけど、三日月宗近が翁、石切丸が鬼みたいなお面つけてたのがじわじわ面白かった…。それでこのあと三条の皆様が色々言うんですけど、ざっくりまとめると「阿津樫山で一緒に戦った加州が新選組に行ってしまうのが嫌だから三条の仲間になってほしい」と。「ぼくたちは、かしゅうさんがほしいんです!」という色んな意味で今剣しか言えないようなパワーワードも爆誕しつつ、後から新選組も出てきて加州くんをめぐって5番勝負をすることに。

 

01「刀剣乱舞」(全員)

そしてそのまま1曲目。安定の「刀剣乱舞」でした。11振りで踊るとそれだけで迫力が出ていいな~。1番がteam三条の歌詞、2番がteam新選組の歌詞だったんでフル尺くらいの聞きやすい長さだったんですけど、今後刀が増えていったらどうするんだろう…。イントロでは三条VS新選組で対になって殺陣をやるんですが、三日月様はセンターで加州くんと蜂須賀虎徹とみつどもえのバトルをしていて強そうで良かった。

 

02「矛盾という名の蕾」(加州清光、石切丸)

2振りだけステージ上に残ってデュエット。何でこの曲!?って感じなんですけど(笑)ただの武器から刀剣男士になったときの葛藤を描いた歌なので、なんか流れ的に入れた方がいいと思ったんだろうか…。ガッツリミュージカルソングなのでシュールで面白いですね。

 

03「戦うモノの鎮魂歌ーレクイエムー」(石切丸、team新選組with蜂須賀虎徹)

ここから5番勝負スタート。石切丸がいきなり時間遡行軍を召還するのでめちゃくちゃびびる。「安心したまえ、これは本物の時間遡行軍ではないよ。でもマジで戦わないと本当に折れちゃうかもね」みたいなことをすげー邪悪な顔して言い出すのでうける。ちなみにこれ、一応「本丸の祭」(三日月談)の日で、この出来事も本丸の中で起きてることなのではと思うんですが、本丸内にいきなり時間遡行軍呼び出されたらめっちゃ迷惑では!?三条自由だな~~~!!そのまま戦いながら曲に入ります。

 

04「きらきら」(今剣、team新選組with蜂須賀虎徹-加州清光)

何とか時間遡行軍を倒して5番勝負1つめはクリアしたものの、いまだ加州くんは三条の手中にあり。ということで2つめの戦いは今剣と。でも別に今剣は戦うつもりとかそんなにないらしく、「ぼくといっしょにモノマネして遊びましょう!」ということでみんなで今剣と同じラブリーな振り付けで「きらきら」を歌う。蜂須賀ちゃん(あまりに言動がラブリーなので最近ちゃん付けで呼んでいます)が、最初は「俺はやらないぞ」みたいな感じでシカトを決め込んでいたのに、いざやりはじめるの一番ノリノリというテンプレな展開が凄く可愛かった…。あと新選組と歌うことで、堀川くんの最強ハモリが加わっていてよかったです。今回ほんとに何でもできる堀川くんが下支えになっていて、かっこよかった…。

 

05「名残月」(岩融、加州清光)

3つめの戦いは岩融と。「教養」で勝負だ、という岩融の言葉に「俺は俳句が得意だ」と立候補する兼さんにアチャーとなる新選組の面々。日替わりのお題を加州くんが出してバトルという感じでした。何だかんだ結構イイ俳句を考える兼さんに対して、岩融は575を無視した名言(「ここにきてまさかの無季自由律です!」by堀川くん)を言って、ちゃんと俳句になってた兼さんの勝ち、という流れでした。

 

06「爪と牙」(近藤勇土方歳三沖田総司

人間キャストがそれぞれの公演の出陣ソングを歌ってくれるというプチサプライズもありました。この曲、メロディとか歌詞が新選組っぽいな~と思っていたので、本人たちが歌うのもハマってて良い。

 

07「えおえおあ」(全員)

内番衣装で登場する小狐丸と加州くん。なんかよく分からないけど、とりあえずみんなで畑を耕すことが4つめのバトル内容らしい。ていうかここまででまともに戦いを挑んできているのが石切丸だけという事実がめちゃくちゃじわる。キングオブ空気を読まない三日月様が馬当番と間違えて馬をつれてきたり、蜂須賀ちゃんの内番衣装じゃ畑作業できないよね!?みたいな茶番がありつつ、全員で曲スタート。それぞれクワやスキを持っているんですが、21日夜は今剣ちゃんが自分のクワを馬に見立ててお馬さんごっこしてたらその後ろに三日月様と蜂須賀ちゃんもくっついてきて三人で走り回って遊んでいて可愛かった。一応最後はリズムに合わせてみんなで畑を耕し始めるんですが、中央でまったく農作業する気がない三日月様と蜂須賀ちゃん…可愛いね…。三日月様と小狐丸以外は多分内番衣装初出しだと思うんですけど、生で見てみるとマイルドヤンキー感がヤバい長曾祢さん、胸元の開いた色気が凄い岩融、着物が崩れないように小股で歩くのでイイ女っぷりが凄い蜂須賀ちゃん、あたりが特に新鮮で良かったです。

 

08「勝利の旗」(武蔵坊弁慶源頼朝源義経藤原泰衡

阿津樫山チームも人間キャストが出陣ソングを。

 
09「Endless Night」(三日月宗近

2幕1曲目の衣装に着替えて登場。今回、メインステージ上の照明がすごく綺麗で、垂直に電球が10個くらい吊り下がってるのと(上がったり下がったりする)、スティック型の照明がたくさんあって、場面に応じて集中線みたいになったり階段みたいになったり形を変えていくんですけど、この曲は電球がすごく効果的に使われていました。バラバラの高さにある電球がチカチカ瞬いて、星みたいで綺麗!最初は三日月様だけが出てきて歌うんですけど、ラスサビ前でteam三条と加州くんが三日月様の周りをぐるっと取り囲んでバックダンサーしてくれたのも嬉しかった〜!

 

10「mistake」(全員)

 で、ここからは「やはり舞と歌で勝負だ」(by三日月様)ということで、ようやくライブっぽくなってくる。やっぱりミステは盛り上がりますね〜。岩狐ラップ部分、新撰組からは長曾祢さんと兼さんだったかな?それっぽい人がそれぞれ加勢して祭感増してた。ウエディングケーキみたいに段になってるメインステージ中央の回転装置の一番高いところに三日月様がいて、「この夜が明けるまで〜♪」って歌った瞬間が一番興奮しました。会場を支配している!

 

11「描いていた未来へ」(team三条with加州清光)

そのままジャケットを脱いでメンカラー衣装になってえがみら!この流れが三条ファン的にはほんとにほんとに胸いっぱいでした。元々好きな曲だけど、6人が本当に楽しそうにこの曲を完全に自分たちのものにしていて。トライアル公演で演出の茅野さんにいっぱい怒られたこと、ミュージカル「刀剣乱舞」という大きなプロジェクトの最初の最初の立ち上げメンバーであること、辛いことも嬉しいことも楽しいこともこの一年で一緒に経験してきたこと、そういう事実に裏付けされた6人の関係性がステージ上にぎゅっと詰まっていて、360度ステージで円になって笑いあっている姿がまぶしかったよー。team三条with加州清光くん、一年間本当にお疲れさまでした。またどこかでこの6人のくくりに会いたいよー!!

 

12「解けない魔法」(加州清光)

という感傷に浸る暇もなく、花道で刀剣Jr.が椅子とステッキを使ってパフォーマンスを始めます。あのよくあるやつ…椅子の上に立って背に足をかけて椅子を倒すみたいな…ジャニーズでよくあるやつ来るやん…と思っていたら、ステージ中央から椅子に座ってステッキ持って周りに刀剣Jr.を侍らせた加州くんがせりあがってきて!!えっ山田涼介亀梨和也!?!?サイコ―――かよ!!!それにしても加州くんはこの曲をトライアルから歌い続けているわけですが、毎回振り付けとか演出を変えてお客さんを飽きさせないようにしているので凄いなーと思います。今回はステッキ使って腰を回したりもしていた……ただその腰の回し方がなんていうかそんなに上手くなくて可愛かったので、そういうところも好き……となりました。いいんだよ加州くんは!ソツのないキレキレダンスをするよりも、ちょっとツッコミどころがあるけど一生懸命やってるのがかっこいいし可愛いんだー!

 

13「Heart to Heart」(長曾祢虎徹・大和守安定)

ここからはteam新選組with蜂須賀虎徹のターン!本公演の時とはデュエットのペアを変えてのデュエットメドレーでした。本公演では、話の流れと役柄から虎徹兄弟/土方組/沖田組っていう分け方だったんだけど、今回はもっと役者のスキルだったり踊り方だったりっていう、その人を単体で見たときに相性の良い組み分けだなーと思いました。長曾祢役の伊万里くんは最年長、安定役の鳥ちゃんは2番目。ということで二人の大人っぽさだったり色気が存分に出ていて良かったです。鳥ちゃんがこういうロックダンス?ヒップホップ?みたいなの上手なのは前から知ってたんだけど、伊万里くんも体の使い方が綺麗で、バック転とかも披露していてかっこよかった!

 

14「プロローグ」(蜂須賀虎徹・和泉守兼定

一方打って変わってこの二人のぺろさよ!!!別にdisってるわけじゃないんですけど、誰がどう見てもダンスのテクニック面では圧倒的に劣る二人じゃないですか…大丈夫かな…と思ってしまったんだけど、とにかくそんなこと気にならないくらい二人とも楽しそうで可愛いーーーーんだ!!二人ともモデル体型でイケメンで、芸能界なんて入らなければきっと人生イージーモードだっただろうに、あえてこの世界に入って厳しい競争の中戦って、お芝居もダンスも歌も怒られながら練習して…って勝手に二人の背景に思いを馳せるとそれだけで守らなきゃ…この尊い生き物たちを…みたいな気持ちになる。蜂須賀ちゃんが特に、刀剣Jr.に自分から絡みに行っててきゃっきゃしてたのが可愛かったです!あと「蜂須賀ジャンプ」と名付けたくなるようなラブリーなジャンプを生み出していた…。

 

15「美しい悲劇」(加州清光・堀川国広)

そして満を持してのこの二人ですよ~~!私はどうしても役者おたくなので、キャラクターというよりも中の二人について考えてしまうんですけど。2014年にミュージカル「テニスの王子様 青学VS四天宝寺」で出逢った同い年の流司くんと小越さん。仙台生まれでV系バンドやってて、高校生の時に何となく事務所に応募して何となくこの仕事を始めた流司くんと、子役からずっと芸能界にいて、高校も芸能学校で、「プリンスオブテニミュ」と呼ばれた小越さん。流司くんが前に「自分と同じ学年には須賀健太も小越勇輝もいて凄い」という話をインタビューで語ってたんだけど、全く別の出自だけど、今はネルケの2.5次元を背負って立つ二人になってる。そんな二人が背中合わせで、他の新選組メンバーをバックダンサーにつけて歌って踊ってることの神々しさといったらなかったですね!最高!

 

16「Get your Dream」(team新選組with蜂須賀虎徹)

そして全員そろってV6のサンダーバードみたいな曲を。この曲、ABメロとサビが全く別の曲みたいで面白いですよね~。Bメロの「奇跡が/二人を/包んでく」みたいな歌詞のとこ、ハロプロの振付師が振り付けたのか?みたいな軍隊行進ステップでかっこいいです。間奏でおっきい組とちっちゃい組に分かれてダンスするのも好き。三条でも3対3の振り付け結構あるけど、ここまできれいに身長で分かれないもんなー。

 

17「タカラモノ」(team三条)

そしてまた三条のターン!この曲も優しくて暖かくって三条のみんなにぴったり。最後にステージ中央で円陣組んで「我ら三条~!」って5人で言うんですけど、その姿があまりに幸福の縮図すぎて三条爆推しおばさんは涙腺が緩みますわ…本音言うと加州くんも入れた状態での円陣見たかったけどまあいいや…。

 

18「Love Story」(team三条with加州清光)

イントロのコーラスをまた三日月様がステージの一番高いところに立って朗々と歌い上げるので格の高さに興奮する。いやほんとに、この間まりおくんのイベントで佐伯くんが言ってた言葉をそのままお借りしますけど、「流司はセンターに立って”俺を見ろ!”って感じだけど、まりおはいつの間にか自然とセンターになってる」っていう。今回、11振りで歌って踊るときも、加州くんがツラの0番に居て、まりおくんが一番高い位置にいるってフォーメーションが結構何度もあって、その度に佐伯くんの言葉を思い出して「それな!!!」って思ってました。Hey!Say!JUMPに例えると流司くんは山田涼介でまりおくんは中島裕翔なんだよなー!!ちなみに11振りまとめて見ると、小越さんが知念くんで鳥ちゃんが有岡くんだと思うよ…!凄く局地的にしか伝わらない例えですみません!

 

19「Signalize」(team新選組with蜂須賀虎徹)

再び新選組のターン!なんていうか新選組ってゼロ年代のエイベックスみたいな曲が多くてかっこいいですよね。この曲、フォーメーションもバックの使い方も照明も特効も凄くハマってて、先の三条のパフォーマンスとがらっと空気が変わって凄い好きだったな。後半戦のクライマックス!!って感じでした。ほんとにミステ以降のセトリが単純だけど分かりやすくて凄い好きだ…!!

 

20「Additional time」~「Show me the world」(全員)

アディショナル~が三条加州くんのみで、しょみざわが全員だったかな?この二曲もてっぱんの盛り上げソングですね~!新選組が「Signalize」で作った張り詰めたかっこいい空気感を上手く残したまま盛り上げに入るような…ほんと良いセトリ!間奏のラインダンスとか一時停止からのけんけんぱとか、トライアルや本公演でめちゃくちゃかっこいい!!!って思ってたところがそのままパワーアップしていて良かったー!あと、みんな煽りもほんとに上手くなったよね…一年間アイドル仕事させるとこんなに堂々とパフォーマンスできるようになるんだ…!!って感動することばかりです。

 

21「大袈裟」(全員)

ここから客席降りのファンサタイムです。あの、私ジャニーズのコンサートに行き慣れているので、二階席通路を自力で爆走してファンサしている刀剣男士たちに涙を禁じえませんでした。トロッコくらい出してやれよ…!!それにしてもこの曲イントロと同時にメンバーが客席にささーっと降りていくので、必然的に歌いだしの石切丸様のみがメインステージに残ることになるんですけど、たった一人なのに場を持たせるのが凄く上手くてびっくりしました。崎山くんもトライアルの時には歌声が不安定だったり、ダンスもそんなに…?って感じだったけど、気付いたら三条の中で一番安定して歌もダンスもこなせる人になっていた!!姿勢がいいのかな、性格のまっすぐさが出ているのかな、歌声もキレイだし、振りも一個一個無駄がなくて形がキレイで、きっとコツコツ努力ができる人なんだなぁと思いました。キャラへの愛情やお芝居に関しても最早信頼できるところしかないし、次の公演で座長?クレジットが一番上なの、とっても楽しみです!

 

22「KEY MAN」(全員)

三条曲の時は新選組が二階に行って、新選組曲の時は三条が二階に行って、って感じでファンサ場所を入れ替わりつつ。この曲、めちゃめちゃ盛り上がれていいですよね。ファンサ曲だけど、今後もやるならアンコールとか、前半の最後とか、色んなところで使えそう。「♪無理難題しかけるヒューマン」って歌詞のところで、刀ミュ本丸のプロデューサー審神者のことを思い出す…(笑)21日は昼夜ともに、曲終わりに三日月様がセンターでえっへんって陣取ってたら、加州くんがそこにタックルしてセンターを奪って、二人でにこにこ笑いあってて、死ぬほど可愛かった…死ぬほど可愛いものを見た…。

 

そしてこの後「結局加州は三条と共に来るのか、新選組と共にあるのか」と再度三条派から詰め寄られ、加州くんは「俺は物であり人である刀剣男士、物と人を繋ぐ存在、だからもう全部選ぶ!!」とエメロード姫みたいな(適当)結論に至り、三条派の面々が「はっはっは、これらは全て冗談だ」と笑いだして、ええ~!となる新選組と蜂須賀ちゃんに三日月様が「こうでもしないと若い者たちは俺たちと遊んでくれんだろう、それこそ真剣に、な^^」と食えない笑顔で言い残して去っていったのでした…。

 

…と思ったらこれらは全て加州くんの夢だったのでした!!まさかの夢オチ!!へ、平和~~~!!!刀剣乱舞花丸かよ~~~!!!となったところで全員揃ってラストスパート。

 

23「漢道」(全員)

人キャスの太鼓もこれだけたくさんいると迫力あっていいですね。間奏は新選組&蜂須賀ちゃんと三条加州くんがそれぞれ太鼓を挟んで表裏になって、扇子と紐の振りをするので目が足りませんでした。加州くんは三条と一緒に紐ダンスしてたけど、ここに何か含みはあるのだろうか…別にないか…。扇子に関しては、本公演の時から堀川くんの回転に芯がありすぎて見とれてしまう。あと今回、席が西か東のことが多かったので、紐を体に巻き付ける三日月様を真横から観察できて良かった。あのランドセルみたいなセクシーな巻き付け方…。

 

24「刀剣乱舞」(全員)

そのあとは出陣衣装に着替えて全員でこの曲で締め!着替えの間は本公演と同じように人キャスが太鼓で繋いでました。本公演の時より時間が長くて大変そうだった…!おつかれさまでした!!

 

雑感

5番勝負のうち4番までこまめに茶番が挟まりすぎていたり、ていうか音響トラブル多すぎて萎えたり、色々不満もあったっちゃあったんですけど、総じてすっごく楽しいお祭りでした!二幕のライブパートを初めて見たときから、絶対にCD化やライブ狙ってるんだろうな~とは思ってたけど、たった一年でCDがオリコン1位になったり、NHKの歌番組に出れたり、海外公演できたり、大阪城ホール両国国技館っていうキャパだけで言えばジャニーズの若手みたいな規模のところでライブが出来たり、原作ゲームの人気はもちろんだけど、刀ミュが刀ミュとして頑張ってきた結果なんだなぁと思うとそれだけで嬉しかったです。

2.5次元が乱立するこの時代、その中で話題になってそのブームそのものをけん引していくには、通常と同じ事だけをやってたら絶対に駄目なんです。その意味で、刀ミュが舞台にライブをくっつけたのは英断だったと思うし(現にそのあと各2.5次元舞台でライブコーナーが爆発的に増えた)、役者もただ「アイドルごっこ」をするだけじゃなくて、真剣に向き合ってパフォーマンスしてることが、とってもかっこいいなーと思います。

私、ジャニーズがずっと好きだったんですけど、岡田准一を筆頭にジャニーズの役者班の人たちって絶対に20代前半くらいで一度は「アイドルが役者をやること」の葛藤にぶち当たって拗らせるんですよね。「アイドルの割りに本格的な芝居するんだね」「アイドルの割りに汚れ役とかもできるんだね」っていう偏見って、いまだにずーっとあるんですよ。でも、それこそ岡田准一みたいに、どこかのタイミングで自分の中でも折り合いがついて、世間的にも「アイドル」とか「俳優」とか肩書にとらわれない評価をされるときが来るんですよ。(とはいえいまだに偏見はゼロではないと思うけど)

そして、刀ミュ…というか、今2.5次元で活躍してる若手舞台俳優たちも、近いうちに現状の肩書だけじゃ分類できない「新人類」になると思っています。なぜなら彼らを育てている「2.5次元」という土壌自体が、毎日凄いスピードで規模を拡大して進化しているからです。

「舞台役者は硬派に芝居だけしてればいい」「2.5次元出身の俳優は顔がいいだけで演技は下手」そういう偏見は、もちろんすぐになくなることはないと思うけど、でももうそういう評価って古いし、ダサいと思う。私は、毎日私に新しい世界を見せてくれる2.5次元が、そこで活躍してる役者が大好きだし、その中心にある刀ミュが大好きです。

 

「真剣乱舞祭」ラストに、次公演のキャストが発表されました。これまでの刀ミュはどちらかと言うと「ネルケが育てた若手とド新人」で構成されてたけど、次の公演はRENT経験者がいたり、キャリアの長い役者がいたり、今までとはがらっと雰囲気が変わっていてめちゃくちゃ楽しみです。また、どんどん大きく拡大していくんだろうなー。その中に、まりおくんも、もうしばらく三日月宗近のままあり続けられたらいいな。

 

最後のあいさつで皆が口々に「2016年はこれでラストだけど、また来年も会おうね」って言ってくれたの、とっても安心しました。次はどんなびっくりする世界を見せてくれるんだろう。楽しみです!